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宇都宮市長杯 1日目「結果を受け止める」

チーム発足2ヶ月目。(1ヶ月と2週間)


今回は初めての大会出場。

悔しい結果となりましたが、選手達はもっと悔しい気持ちであると思います。


公式戦出場経験がほぼゼロの(限りなく少ない)メンバーでの出場は、とてつもないチャレンジであることは言うまでもありません。


なかなか思うようにいかない時ばかり。

むしろ思うようにいくことの方が少ないです。


こんな時だからこそ、前を向いてポジティブに、結果を受け止め前進していくのみ。


しかし、結果を出してあげられなかったことへの反省と、もっとやれたことがあったのではないかという後悔、次どうしていくべきなのかと試行錯誤の日々。


選手達はやってきたこと、経験してきたことしかピッチでは表現できません。


あれこれ言っても、実践経験の少ない選手達の頭はまだ「?」がよぎっているのが表情を見て受け取れます。


それを踏まえて指導者の責任。



試合後に選手達の表情を見ると、仲間と集まって笑顔で試合を見ている様子が見られました。


「これで良いのかもしれない」。



コーチ達の仕事は、選手を反省させることでも、クヨクヨさせることでも、下を向かせることでも、子ども達に大人の言うことを聞かせることでもありません。


「勝ち」は何十年も生きる中での、人生のほんの一部のストーリに過ぎず、この経験が本当の「価値」に変わるのは彼らが大人になってから。


彼らの人生の一部に関われている感謝の気持ちと責任を感じて日々現場に立っております。


こんな時だからこそ

【楽しく、サッカーをとにかく継続していくこと】。



メンタルを打ちのめしても、彼らが続けられなかったら意味がありません。


体つきも、発育も、足の速さも、頭の理解もバラバラのジュニアの年代で、指導者のエゴで【彼らの将来の決めつけ】があってはいけません。


決して今上手くなくても、継続することで中学校へ行って想像を超えるくらい成長してきた選手達を、これまでにも沢山見てきました。


思考をクリエイティブに、与える情報をポジティブに。


今日の結果もいい経験。

たとえ勝てなくても試合に出れない選手も、何もなければ無で終わる。

無の感情よりも喜怒哀楽の感情が、彼らを一回りも大きくしてくれる。



対戦して頂きましたチームの皆様、会場設営頂きました方々、開催頂きありがとうございました。


選手達もお疲れ様でした。


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