対戦して頂きましたチームの皆様、主催準備頂きました方々、ご送迎して下さった保護者の皆様、ありがとうございました。
休みの日にも関わらず、ご協力頂きました全ての方々に感謝だと改めて実感するのと同時に、ほとんどの生徒がチームに所属せず週1〜2回のスクール参加の子達ですが、確かに成長しているなと実感いたします。
「育成」を考えて常日頃から現場に立っておりますが、考えれば考えるほど、「育成」とは難しいと感じております。
確かな成長とは、その子によって成長のスピードが異なり、「今」変化できるものとは確実には言えない為、私たちは子供達の「いつかの成長」を信じて指導しなければなりません。
その子にとっては「今」起きている変化も成長も、別の子にとっては2年後3年後、5年後6年後の変化かもしれません。
したがって、育成をコンセプトに掲げていても正しく全員が伸びる環境を100%で創り出すことは難しく、あくまでも「共感」していただいた子達に、今私が持っている精一杯の学びと努力と知識を与え続けていくとで、子供達の「いつかの未来に」活きて(生きて)くればいいなと考えています。
現場では、常に「楽しく」、勝負は「真剣に」、仲間や相手は「感謝」すること。この3つを大切にサッカーへ取り組みます。
トレーニングでは、ゲームから逆算しつつw-upから積み上げていくこと、中長期的に見てサッカーを楽しくプレー出来るようにすること。
しかしながら現場で求められるものはいつだって「今の成長」と「今の変化」であり、全てを求め、全てを教え、全てを徹底してコーチングしがちにあります。
確かに全てを教えることで「今の変化」は見えるかもしれませんが、私達大人が関与しない「見守る時間」(※任せるではなく目の行き届く中での見守る)がどれほど大切であるか、頭で分かっていても、なかなか実行できません。
何となく雰囲気がいい、何となく居心地がいいという、なんとなくの入り口から「確かな成長」をクラブの選択として選んで頂けるよう、私達指導者は人の求める「今の変化」に敏感に、確かな成長をさせて行けるよう学び続けてアップデートして行かなければなりません。
共に感謝とリスペクトの気持ちもを持って、確かに成長し続けていこう。
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